モニュメント
地域の歴史、人物の功績などを記念して建造される塔・像・碑などの"モニュメント"と呼びます。ニューヨークの自由の女神像や、パリのエッフェル塔はその代表であり、公的なスペースに設置され、都市や地域のシンボルとして機能し、文化を象徴する役割を担っています。
彫刻作品、特に小張が主に手掛けている銅像(ブロンズ像)はその物理的永続性からモニュメントとして最適であり、これまでに数多くの作品を手掛けてきました。
太古より人間が持ちつづけた「自由に空を飛ぶことへの憧れ」を形にした作品です。 神戸具象彫刻大賞展(1989)で優秀賞を受賞した、作家にとってのモニュメンタルな作品でもあります。神戸市買い上げになって、現在神戸水道局の前、及び京都府の(株)大陽工業の前に設置されています。
1990年に茨城県鹿嶋市・大野潮騒ハマナス公園に設置された作品。 男女がともに持つ壷より水が流れ出るように設計された作品です。
日本で唯一、二人の横綱を輩出している北海道福島町に1997年開館した横綱記念館。 その前に設置された一点の高さが3メートル・幅が2メートル50(台座含む)にもなる大作です。 記念写真の好スポットになっています。
千代の富士の菩提寺である玉林寺に横綱の偉業をたたえ、2014年に建立された全身像です。
昭和24年に上大津中学校として開校した土浦第五中学校。平成8年に開催された創立50周年記念式典において、生徒の皆さんの限りない躍進を願う多くの卒業生や地域の方々より、ご依頼をいただき制作しました。
つくば科学万博が開催された際、土浦駅の東口を玄関口とする景観整備のため土浦ライオンズクラブが寄贈する形で制作しました。小張隆男の妻・佐恵子の彫刻作品「暁」も同じローターリーに設置されています。
高田 保 (1895-1952)は、茨城県新治郡土浦町(現在の土浦市)出身の劇作家、随筆家。生誕100年を記念した顕彰碑として建立しました。